デモカー紹介

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さーて!お次もキツイ車!行きまっせー!そう、採算なんてあったもんじゃない拘りと日頃の感謝を込めたこの一台を特とごらんあれーーーーーー!
 
 

昨年の10月に当社に納車された新車のミニクーパーです。既にホイルとクアンタムの車高調がセットされていますが今のところノーマルぽい外観です。
 


 
 

もともとの内装はこんな感じです。よく見るミニの内装ですよね。


 

ハンドル回りはこんな感じです。全くの新車ですのでド!ノーマル。

 

ドア!これも全て替えますがまぁもとはこうだったのねーと後で感心してもらいましょう!

 

コンソール回り。同じくノーマル。

 

 

さーてとりあえずお約束の新車が廃車?そう全てバラバラとにかく内装は全てやり替え(コンセプトは内装を クライスラーのコンセプトカーを再現する、そして機能は全て生かし、ミニの内装をファクトリーチューンのレベルでゴージャスに変える)
 

 

一番先に出来た天井張り替え、これだけでも凄くゴージャスになりました(素材は東レのエクセーヌ(アルカンターラは同じ素材で日本名をエクセーヌ、イタリアで共同開発し自動車用にしたのがアルカンターラという呼び名です)
でもなんだか最近人気があってアルカンターラと呼んではいけない?そうです。同じようなもので東レのカタログにも共同開発とあるのに・・・僕はバカらしいと感じましたが・・・そういけないのならあえてエクセーヌと呼びましょう!ランチャでは10年ほど前に採用されシートに使うと毛羽立つのでゲソカンターラと呼ばれていましたが・・・(マジです)時代ですね。

 

少しピントが甘いですがこういった細かい部品も全て張り替えました。

  このように質感は激向上です。
既に最上級の空間のように変身していっています。
  第一の難関。ミニのメーターはセンターに大きな燃料計や水温計 警告等が有ります、これを目の前に移動しなくてはなりません。スープラでは社外品を使用しましたがこの年式ではそうはいきません(まともに動かなくなります)ですので純正を分解し全てを作り直してひとつのケースに収めようという作戦です。
 

メーターの付くベース部分を製作いたしました。純正のメーターケースを加工して新設のメーターの中に収まるように配置していきます。

配線は基板から一つ一つ外し延長しています。熟練のわざとハンダする集中力、一本でも間違うと多分えらいことになる可能性が大きいので、作業する人間は岩田ただ一人がこつこつ仕上げていきました。
(数人でかかると作業にむらが出る可能性がある事と集中力を要する作業はその方が完成度が高いので)勿論故障時のメンテの為取り外しようのカップラーも用意しています。

ケースの製作。純正のように綺麗に仕上げています。

メーターケース完成!ミニのオーナーさんが見ればかなり驚くはず?全て純正です。
岩田店長が細心の注意を払い製作いたしました。また実働テストは完了しており完全に動作いたします。また気付いた方もいらっしゃるかも知れませんが、オドメーターのリセットスイッチが有ります。これは別の車の部品を取外し、定位置にセット、そしてそこの裏側にマイクロスイッチをセット、それを純正のリセットスイッチの基板部分にダイレクトに変換し接続。書くのは簡単ですがやっている本人はかなり真剣です。ちなみに僕の製作したスープラは店の車でもあることからメクラフタで処理しています。お客様の車の完成度がデモカーより良いのは当たり前と考えています。
岩田店長はこの仕上がりでも燃料計の色違いを悔しく感じていました。この部分は塗り替えも不可能ではないのですが、純正のままを基本にしていますので今回はこれで行きました。

ダッシュ原型の完成、マスキングテープで左右の誤差を確認しています。
完成度を高める為の細かい配慮です。勿論エアダクトも作り替えて風量の確認も行なっています。ただ単にダクトを取って熱いのに痩せ我慢したり、寒いのも困りますので。
 
単体でエアダクト部分の成型をしています。これは見本になっているコンセプトカーに習っての事です。

この内容を見てオーディオ屋が何で?と疑問を感じた方がいらっしゃるかも知れませんので少し説明させて頂きます。
オーディオ屋たるもの高音質は当たり前、あえてこうすればとか語るまでも無く良くて当たり前ではないでしょうか?そう考えるとオーディオと同時に 車が好きな方が理想の車を造って見たいと思うのは当たり前では?そんな希望に我々の技術が少しでも役に立つのであれば演出のひとつとして完成させたい。
それがこの仕事の中身です。
もしこんなことができれば自分の車はもっと魅力的になるのになー、と考えていたが諦めた方の力になる為に我々は腕を磨いています。新しいデモカーを 次々に製作するのも全て腕を磨く為。
演出面はホームオーディオでお部屋をかっこよくするのと同じですね。何でもやる当社が簡単な仕事をした場合恐ろしく速く正確です。ですのでコストも安くすみます。
決して高額なシステムのためにだけ腕を磨いているのではなくお手軽システムを高音質で綺麗に仕上げるのも目的の大きな部分です。また本当の車好きにこの技術が届くように願っています。
これからオーディオをお考えのお客様には当社がこのようなカスタムばかりを仕上げているのではなく基本は大阪にある良い物安くを実践しているお店である事を理解していただければ幸いです。