BMW Fanatic

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当社がE60を始めて作業させていただいたのは、3年前になるパイオニアさんのデモカーのシルバーの525が最初です。 そして二年前のデモカーであるE61です、この車は昨年、既にお嫁に行きました。 そして去年のM5、この車も既に嫁ぎ先は決定しています。これらの車は通常のインストレーションでも紹介しています もちろんその間にもお客様のお車は多数、作業させていただいています。台数は多すぎで数えていません。
まずは今回新たに購入したE60から詳しくご紹介したいと思います。 この車はオーディオを中心に内外装を仕上げて行きますので、出来上がりまでお付き合いください。 その後はE90 新型3クーぺ or M3も登場予定ですので、楽しみにしていてください。
当社に一番多く寄せられる質問は、Iドライブつきでも問題ないのか? この質問が一番多いのですが、結論から言うと、問題ありません。 しかし作業の進め方にはいろいろなパターンがありますので、少し説明させていただきます。

まず映像系はそのままでいい、この場合は純正のデッキの移動これで新設デッキの場所があきますので、 そこに小加工でパネルのみ製作して、あたらしいデッキを入れるこれでOKです。
パイオニアさんの525パターンです。種明かしになりますが、実はデッキの移動は結構簡単なんです。 と言うのも、右ハンドルの場合は純正デッキの移動位置(他社は知りませんが、当社は純正のCDチェンジャー位置) まで配線が簡単に移動できます。まったく配線加工なしです。
左ハンドルはすこし難しくなります、右でも、左でも一部の配線は左にでていて、右のグローブBOX内に収めるにはかなり面倒な事になります。 光ファイバーケーブルはまず問題なく右には回せる(と言うよりも右からきているので、右に戻すと言った感じです)のですが、 どうしても届かない線が7.8本あります、信号系の線ですので、シールドが効いているケーブルで、延長する以外ありません。 モニターに刺さる8ピンは丁寧に配線をばらしていけば、単品で外れますので、問題なくさしなおしが可能です。 写真は左ハンドルのE60のものですが、位置が逆になるだけで同じように収まります。
DVD等の映像も必要な場合、この場合は、ひとつは最近出始めたインターフェースユニットを使用する (当社は販売代理店ですので、業販が可能ですお問い合わせください
 この場合は純正のモニターを使用しますので、インターフェースユニットをつける以外は、上記の方法と変わりません。
どうせなら、モニターも画像の美しさや、機器間の連動等を考えて、モニターも入れ替えたい。 この場合は、まず新設モニターの配置場所になりますが、当然純正位置がベストです、この場合8.8が8ワイドになりますので、 若干小さくはなるのですが、映像美、その他のことを考えても入れ替える価値はあります。 ここでの入れ替えは、大きな問題はないのですが、少し問題があるのは少し画面が入りきらず、 見る角度によっては少し画面が欠けてしまう事です。 (画面は露出しているが、角度当によって完璧ではない) もうひとつの問題は純正の画面も残さなければなりませんので(A/C動作等の確認、インフォメーション) 純正の画面の移動場所の確保、移動コストが掛かる事が問題になります。 完成はこのような感じになります
今回のE60では、上部はインターフェースユニットで純正モニター使用、中段にはタッチパネルのインダッシュモニター、 最下部にデッキを入れることにしました。 これを見ると最下部にデッキだけ入れてほしい、と言う質問が来そうですが、 残念ながら、純正のデッキは下部にもボディがあり、純正をのけない限り取り付けるためのスペースは確保できません。
E60で純正の機器を取り外す場合は、光ファイバーをバイパスすれば問題ないようです、 光の入る順番を確認し、はずす機器をバイパスして信号が流れるように設定する これで、問題なく動きますし、通信も可能です。こんな感じでIドライブ攻略は既に難しくないと言えるのではないかと思います。
  このE60はオーディオに限らず、内外装を仕上げていく予定です。
まずは張替えが終了した、Rドア、シートをご覧ください。 張り替える前の内装はこんな感じでした、


張る前の運転席、リヤシート、リヤドアです。
張替える時に張る型も変更しています。 単に張替えではなく、拘りをもって仕上げていますので、機会が有れば是非 実物をご確認ください。


張替え後の各部です

次の更新時には、アンプの配置の注意点や、BMWならではのインストールについてご説明させていただこうと思います。
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